アフターピルってどんな時に使うの?

もしかして避妊に失敗したんじゃないかと思う時がありませんか?そんな時に便利なのがアフターピルです。アフターピルは性行為後24時間以内に服用すると妊娠を回避することができます。アフターピルの存在を知らない方は是非ご覧ください。

もしもという時にはアフターピルで妊娠回避

アフターピルはピルの一種ですが、毎日服用することで計画的な避妊を行う低用量ピルとは使用方法が異なり、避妊が失敗したタイミングで用いる緊急避妊薬です。
一般的には低用量ピルよりもホルモン量の多い中用量ピルを用い、体内のホルモンバランスを変化させることで、排卵の抑制または子宮内膜を剥がして人為的に生理を起こし、受精および着床を不可能な状態にします。
通常はコンドームによる避妊の失敗や、性犯罪によって妊娠の可能性がある際に使用され、望まない妊娠を回避することが可能です。
ただし、使用するタイミングがいつでも良いというわけではなく、性行為から72時間以内がタイムリミットとされています。
72時間を超えると着床する可能性が高まり、避妊率は大幅に下がるため、使用してもほとんど意味がないと言われています。
72時間以内の使用で80%の避妊率となりますが、早いうちに使用すれば成功率は高まり、24時間以内であれば90%を超えます。
そのため、アフターピルで緊急避妊をする場合は、素早い対処をすることが大切です。
アフターピルは医師の処方薬となっているため、どこでも購入できるわけではないので、避妊が失敗して慌てて買いに行ったら売っていなかったということがないよう、予め処方してもらえる産科、婦人科などをチェックしておくと良いでしょう。
アフターピルは最後の避妊方法なので、これに失敗すると着床して妊娠することになります。
望まない妊娠を回避するためにも、医師の指導に従って正しい使用方法でしっかりと避妊するようにしましょう。
12時間の間隔で2回に分けて飲む方法がありますが、飲み忘れが多いので確実に飲むためにもタイマーなどを用意しておくようにしましょう。

アフターピルの服用について

緊急避妊薬として高い効果のあるアフターピルですが、服用方法をきちんと守らなければ効果が現れないのはもちろん、身体に悪影響をもたらしてしまう可能性があります。
添付書類や医師の指示に従って、用法、用量をしっかりも守るように心がけましょう。
アフターピルは服用のタイミングが重要です。
薬の種類によりますが、性行為後72時間以内に服用するのが一般的です。
複数回にわたって使用することが求められている薬の場合は、2回目の服用のタイミングも決められていますので、それをしっかり守ることが大切になります。
また効果を高めようと思って定められた量以上の薬を服用するのは厳禁です。
自己判断で他の薬と併用するのも避けたほうがいいでしょう。
薬の中にはアフターピルと併用できるものもありますが、念のために医師に相談しておいたほうが無難です。
さらに副作用にも注意が必要です。
アフターピルは効果が高い半面、副作用も強くなる傾向にあります。
アフターピルを服用すると身体はいわば月経中のような状態になります。
そのため月経のときに見られるような症状、たとえば出血や吐き気、倦怠感、腹痛といったものが現れることが多いのです。
ただしこのような症状が長く続くことはほとんどありません。
大抵の場合24時間もたてば症状が治まりますので、安静にして症状が落ち着くのを待つといいでしょう。
もっともアフターピルの服用後に強い頭痛や胸の痛みに襲われた時は、すみやかに医療機関を受診する必要があります。
なおアフターピルをはじめとするピルは、喫煙習慣がある人が服用するのは避けなければいけません。
ピルの効果が現れているときに喫煙すると、心臓や循環器系に重篤な副作用が現れる危険性が高まります。

アフターピルで妊娠を回避できる確率

避妊できると思っていたのに、緊急事態が発生した(例えばセックス中にコンドームが破れたとか、パートナーが避妊を知るのを忘れたとか、安全日の計算を間違えていたとか)のような場合、アフターピルによって妊娠を回避する事が出来ます。
卵子と精子が受精してから子宮内膜に着床するまで、6~7日かかりますので、それまでにアフターピルが子宮内膜に作用して、受精卵の着床をふせぎます。
詳しく言いますと、含有量の高い黄体ホルモンのプロゲストロンを飲むことによって、子宮内膜を厚くし、子宮の壁を脱落させることによって、受精卵の着床を防ぐのです。
いいかえると、アフターピルの服用によって、強制的に生理の時期をはやめるのです。
アフターピルはセックスの後服用する時間が短いほど効果は高くなります。
セックス後24時間以内だと95%、48時間以内だと85%、72時間以内だと67%の妊娠予防効果があります。(平均では85%の予防効果があると言われています)。
アフターピルによって生理が始まれば、妊娠は成立しなかったことになります。
もしも、受精卵が子宮に着床した後は服用をしても効果はありません。
一般的な経口避妊薬はプロゲステロンが0.15mg含まれており、アフターピルには、その10倍の1.5mg含まれています。
プロゲステロンの含有量が多いため、30%の女性は、生理用出血が出る場合がありますし、生理痛や嘔吐や疲労感や頭痛が出る場合もあります。
しかし、これらの副作用はアフターピル服用後48時間以内に消えてゆきます。
この薬を服用後2~3時間以内に吐いた場合は、もう一度飲んでおく必要があります。
この薬をセックス後72時間以降に飲んだ場合に避妊に失敗すると、子宮外妊娠をする可能性があります。